ある日、一階の窓を開けると、そこに可愛い黒の子猫がいました。
屋根の子猫の約二ヶ月後に生まれた半野良の子猫です。生後1ヶ月半ぐらいでしょうか?
4月下旬ごろに3匹、6月下旬ごろに2匹の子猫が、同じ母猫から生まれ、合計5匹の子猫が、私の家のまわりに住んでいます。
4匹の子猫は、私が指を差し出しても逃げてしまいますが、この末っ子の子猫だけは近寄ってきてくれます。
そして、ツンツンと鼻をくっつけ挨拶してくれます。
また、時々、ネコのオモチャで遊んでくれ、という感じで窓の外から、ニャ~ン、ニャ~ンとやってきます。
家の中に入ってくることもあります。
黒くて小さいので、大きなネズミみたいです。
ある日、私はイタズラ心が出て、窓を閉め、子猫を閉じこめてしまいました。
ニャ~ン、ニャ~ンと悲しそうに鳴きながら、窓を開けようとします。かわいそうなので、すぐ窓を開け逃がしてやりました。
その仕返しなのでしょうか。翌日、普段よりも激しく指でツンツンしたら、薬指を噛まれてしまいました。
子猫なので、たいした傷ではないのですが、血が出たので、あせりました。
迷ったが病院でワクチンを注射してもらった
猫に噛まれて、何もしないで、ほっとく人も多いらしいですが、重い病気になることもあるそうです。
私は子供のころ猫を飼っていて、ひっかかれたり噛まれたりしたことがあります。しかし、血が出たのは初めてでした。
猫に噛まれて、狂犬病や破傷風、パスツレラ病、カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症、猫ひっかき病(バルトネラ症)に感染してしまうことがあるとのこと。
だから念のため病院に行きました。
最初に行った病院(外科)は、ワクチンを置いていないので、ワクチンのある少し大きな病院を紹介されました。
そこでワクチンを注射したのですが、痛かったです。保険が使えないので、2,000円もかかりました。
その他、診察や薬代を含め、合計3,500円ほどかかりました。けっこうな出費でした。
猫と遊ぶときは、注意したほうがいいですね。
子猫を飼いたいけど飼えない
5匹の子猫を見ていると、かなり性格の違いあることに気づきます。
私を噛んだ子猫は、かなり気が強いです。
2ヶ月先に生まれて、体が二回りも大きい兄や姉の子猫を、猫パンチで追いはらったりします。
体の大きい年上の子猫はタジタジです。
だから、もし、この子猫を飼ったら、たいへんかもしれません。あるいは意外と楽しいかも?
でも、やはり飼うことはできません。家に閉じこめたとき、ニャ~ン、ニャ~ンと鳴き声が激しかったので、無理です。
鳴き声で近所から苦情がきたり、夜、眠れなくなりそうです。
野良や放し飼いの猫を室内で飼うのは、難しいようです。
迷い猫や遠くから連れてきた野良猫なら、家の中でおとなしくなるそうですが・・・・。
近所の野良や放し飼いの猫は、臭いや家族の猫の声を聞き、激しく鳴いたり脱走しようとするのです。
だから、ペットショップや家の中で育てられた子猫は、飼いやすそうですね。
ひとこと
私の家のまわりには、不思議と黒猫が多いです。どうしてでしょうか?
近くに古い商店街があるからかもしれません。
金運をもたらす猫として、江戸時代から黒猫は、商家で好んで飼われていました。黒猫の「まねき猫」もあります。
現代でも古い商家では、代々、黒猫が飼われているそうです。
昔から日本で黒猫は、幸運をもたらす猫なんですね。