ある日、二階の窓をあけると、そこに、あまり可愛くない黒い子猫がいました。
見覚えがあるので、もしやと思い指を差し出すと、逃げないで、ツンツンしようとします。
やはり2か月前、私の指を噛んだ子猫です。
ところが体がかなり細いです。黒猫なので、まるで、うなぎみたいです。なんで、こんなに細いのでしょうか。お腹に寄生虫でもいるのでしょうか。
それにしては元気です。ほかの猫と一緒に屋根の上を走りまわっています。
また、体が細いせいか、ほかの猫が飛び降りない二階の高い屋根から、平気で飛び降ります。ケガもまったくしません。
元気な子猫をながめているのは楽しいですが、ふと、この子猫の将来が心配になりました。飼い主のいない野良の子猫だからです。
私は、一度は飼おうと思ったのですが、あきらめました。野良の子猫を飼ったり、保護するのは、かなり大変そうだったからです。
でも、もし飼っていたら、「ウナギネコ」としてYoutubeにデビューさせて、人気者になっていたかもしれませんね?
うなぎ猫の将来は、どうなるのだろうか?
うなぎ猫の2ヶ月前に生まれた三匹の子猫は、7月の中頃には、まったく姿を見せなくなりました。
いったい、どこへ行ったのか、まったくわかりません。
もともと近所には、10匹ほどの黒猫がすんでいますが、その中にまぎれこんだかどうかも不明です。
他の猫と違い、黒猫は見分けがつきにくいのが難点です。
いずれにしろ、うなぎ猫も、いずれ私の家の近くから消えてしまうのではないかと思います。
一番の原因は、親猫が縄張りに、いつまでも子猫を置いとけないからです。子猫が生後6か月ぐらいになると、親猫は威嚇して追い出すそうです。
でも、子猫はたいへんです。生きていくためには、食べなければなりません。
実際、親猫もどこかでエサをもらって生きているようですが、エサをあげている家(飼い主?)は、まったくわかりません。
もし飼い主が分かれば、親猫の不妊や去勢手術をすすめることも可能なのですが、それもできません。
幸い、地域の猫ボランティアの方が、いろいろ野良猫の面倒をみているので、うなぎ猫もなんとか生きていけそうです。
母猫がまた子猫を生みそうだ!
この母猫は、今年2回、子猫を生みましたが、お腹が大きくなってきており、また子猫を生みそうです。
子猫はかわいいので、大好きなのですが、増えすぎると問題になります。
うなぎ猫のときは、飼うことも保護することもあきらめましたが、もし、今度、子猫が生まれ、1階の窓から家に入ってきたら、保護してやろうかと考えています。
屋根上の子猫やうなぎ猫のおかげで、私も猫のことを調べ、いろいろ詳しくなっています。いまなら保護して、うまく里親探しの手伝いができるのではないか、と思っています。
でも、里親探しというのは、想像していたより、かなり大変なことが分かりました。
里親詐欺に注意したりしなければなりません。だから里親の条件がとても厳しく、なかなか貰い手が見つからないのです。
また、野良の子猫の場合、里親さんに気に入ってもらえるまで、人間に懐かせなくてはなりません。
いろいろ動画でも見ましたが、野良の子猫によっては、なかなか懐かなく、里子にだせない場合もあるようです。
里親さんは、生後3ヶ月ぐらいまでの子猫をほしがるので、その時期をすぎると引き取り手が少なくなります。
だから私の場合、家の入ってきた子猫を、なるべく早く保護して、猫ボランティアの人に引き渡そうと思います。
もし、飼えそうだったら、うちの猫にします。
ひとこと
うなぎ猫は、うなぎと同じように細いところが好きです。
夜は、兄弟と一緒に寝ています。右側がうなぎ猫です。いつも一緒で、とても仲のいい兄弟です。
でも性格が正反対です。うなぎ猫は社交的ですが、もう一匹は内気で他の猫や人間に威嚇することがあります。
猫にも個性があることを知り、面白いですヽ(●´ω`●)ノ