黒の母猫が、また子猫を3匹も生みました。これで今年、合計8匹の子猫を産みました。
いまは裏の家のベランダを巣にしています。私の家から子猫の様子がよく見えます。
子猫は、3匹ともキジトラです。父猫がキジトラなのでしょう。母猫が浮気してつくった子供です。
でも、黒のオヤジ猫(母猫の夫)は、自分の子供と思っています。もし、そう思っていなかったら、子猫は追い出されるか命を奪われているでしょう。
オス猫は縄張り意識が高いです。このヒゲ猫が屋根の上でオヤジ猫と会うと、威嚇されビビッて逃げます。
オヤジ猫の子であるウナギ猫も威嚇や攻撃をされるようになりました。
ウナギ猫が近づくと、オヤジ猫は、耳元に爪をひっかけ、逃げられないようにして、しつように攻撃します。
最近は、ウナギ猫がいるだけで、攻撃するようになりました。
ウナギ猫は、オヤジ猫の本気の一撃で、太もも付け根に傷まで負いました。
しかし、ウナギ猫は、オヤジ猫が大好きです。オヤジ猫が近くにいると、ニャ~ン、ニャ~ンと、いまでも鳴いて近づこうとします。
ほかの4匹の子猫もオヤジ猫が近づくと、ニャ~ン、ニャ~ンと喜んでいました。
こんな、きたないオヤジ猫のどこがいいんでしょうか。
猫心は不思議ですね?
オヤジ猫は、オシッコで子猫をファンにしていた
最初、キジトラの子猫は、オヤジ猫が近づくと、逃げたり威嚇していました。でも、最近は、オヤジ猫を少しずつ慕うようになってきています。
オヤジ猫が子育てをしている様子は、まったくありません。それでも子猫がなつくのは、オヤジ猫の「臭い」が原因のようです。
オヤジ猫がよく子猫の巣の近くでオシッコを、頻繁にしているのを見ます。オシッコの臭いで、ほかのオス猫を近づけないようにして、子猫を守っているのです。
でも、子猫はオシッコがかかった発砲スチロールや板のところで遊んだり、臭いをかいだりしていました。
子猫は、オヤジ猫のオシッコの臭いをかぐことにより、だんだんオヤジ猫が好きになっていったようです。
猫は、視力が弱いので、臭いや声で相手を認識するといわれています。
だから、オシッコくさいオヤジ猫を、父猫と認識したのかもしれませんね?
4月ごろに生まれた子猫が、縄張りからまだ出ていかない
今年の4月ごろに生まれた子猫2匹が、まだ私の家の付近にいます。オスのウナギ猫とメスの娘猫です。
もう、生後半年がすぎているので、母猫から威嚇されて追い出されているのが普通です。
この子猫は、母猫と合うと、鼻をツンツンして挨拶をかわしています。まったく追い出される様子がありません。
これは、もしかしたら食べ物が豊富なのが原因かもしれません。
近くの公園に地域の猫ボランティアの人が、毎日、猫にエサをやりにきています。地域猫(さくら猫)という耳カットされた猫がエサを食べにきています。
エサが豊富なのか、地域猫は皆、デブです。
オヤジ猫の姿もよく見ます。
今年の春、オヤジ猫を見たときは、スマートでしたが、いまは太ってタヌキみたいです。猫ボランティアの人のエサを、たくさん食べているようです。
また、母猫、ウナギ猫、娘猫の姿も見ます。
食べ物がたくさんあるため、母猫は子猫を追い出さないのかもしれません?
ひとこと
ベランダで、ピョンピョン遊んでいる子猫を見ていると、つかまえて飼いたくなります。
他人の家のベランダなので、つかまえることができません。
でも、子猫を見ているだけで、とても幸せな気分になります(*⌒―⌒*)