近所の黒猫を見ていると、恋愛も盛んなことに気づきます。
オス猫の恋愛は単純で、メス猫の恋愛は少し複雑であることがわかりました。
オス猫がメス猫を好きになる理由が、メス猫の発情フェロモンの量で決まります。単純ですね。
発情フェロモンの多いメス猫はモテて、少ないメス猫はモテないのです。
私の家の窓の外に、そのモテるメス猫とモテないメス猫がいました。
黒猫の母親がモテて、娘がモテない
モテるメス猫は、今年5匹の子猫を生んだ黒猫の母親で、モテないメス猫は、母猫の娘猫です。
母猫は、モテるから子猫を5匹、生むことができたわけです。成猫なので発情フェロモンも十分に分泌されているのでしょう。
一方、娘猫は生後4~5ヶ月ほどなので、発情フェロモンが十分に分泌されていないようです。
早いメスの子猫で生後4ヶ月ほどで発情することもあるそうです。
娘猫は、ウナギ猫の兄弟です。ウナギ猫とちがって内気でボーとしていることが多いです。
オス猫は社交的で、メス猫は内気な場合が多いいです。だからウナギ猫はオス猫かもしれません。
手前がウナギ猫で、後ろが娘猫です。
娘猫は、すでに発情しているらしく、特定のオス猫がやってくると、「クルル、クルル」とうれしそうに鳴きます。
そして、オス猫にやさしい猫パンチをしたり、顔をなめたりしています。でも、オス猫は後ずさりしたり、逃げたりします。
オス猫は、娘猫が好きでないようです。発情フェロモンがたりないのが原因のようです。
娘猫が好きなオス猫は、茶トラのオス猫です。中年のおっさんみたいな顔のオッサン猫です。
逆に娘猫は、いつもマンホールのフタの近くにいる、このオス猫がやってくると、「フーッ」と威嚇して追い払います。
おそらく好みでないからだと思います。
オッサン猫は近くで見ると、意外に若くてハンサムです。娘猫は、この甘いマスクにほれたのでしょうかね?
娘猫を嫌っていますが、オッサン猫は、母猫が好きです。よく母猫と仲良くしているところを見ます。
また、この髭を生やしたようなオスのヒゲ猫も母猫と仲がいいです。
やはり母猫は、モテます。
5匹の子猫の父親であるオヤジ猫(黒猫)と、浮気相手のオッサン猫、ヒゲ猫が母猫の恋人(恋猫)です。
メス猫の場合、オス猫を選ぶ基準がわかりにくく、少し複雑ですね。
黒猫の母親がほかのメス猫を近づけない
家の窓からオス猫は、何匹も見るのですが、大人のメス猫は、黒猫の母親だけしか見たことがありません。
オス猫と違いメス猫は行動範囲がせまく、同じところにいることが多いです。なので、黒猫の母親を、屋根の上で、よく見るのかもしれません。
おそらく黒猫の母親が、ほかのメス猫を追い払って、オス猫を独占しているようです。
すぐ近くの公園に、メス猫が何匹もいます。
こんな美人のメス猫もいますが、一度も私の家の屋根にきたことがありません。
間違いなく、黒猫の母親が威嚇して近づけないようにしているのです。
私は美人の三毛猫が好きなので、ぜひ、うちの屋根にきてほしいと思っています。
ひとこと
メス猫は、複数のオス猫の子を同時に生むことができます。
だから、同時に生まれた兄弟でも、父親が違う場合があるのです。
このような特殊な繁殖能力があるため、メス猫は、複数のオス猫と恋に落ちるのかもしれません(・∩・)。