窓からやってくるキジトラ子猫を飼おうとしましたが、あきらめました。この記事で紹介したウズラ猫です。
理由は、母猫が邪魔をするからです。
母猫の子猫を思う愛情は強烈です。我が子のためなら、火の中、水の中という感じです。
母猫さえいなければ、ウズラ猫を飼えたのに残念です。
動物愛護法で猫は守られているので、母猫を無理に近所から追い出すわけにもいきません。
今回は、母猫の執念に負けました。
子猫二匹を保護したら、母猫が怒りまくった
親戚の紹介で、子猫二匹の里親さんが見つかりました。
ウズラ猫の兄弟を里子に出し、私は、ウズラ猫を飼おうと思いました。
兄弟二匹を保護して、子猫が引き取られるまで、ゲージに入れておきました。すると、たいへんなことが起こりました。
子猫が鳴くと、母猫がやってきて、外から鳴いたり窓を叩いたりするのです。
母猫の鳴き声を聞いた子猫は、激しく鳴きます。ゲージから抜けだそうと必死です。ガチャガチャとうるさいです。
窓を開けたら、母猫が入ってきました。
普段、私の顔を見るだけで逃げてしまう母猫が、大胆にも家の中に入ってきます。それだけ必死なのでしょう。
そして、私に向かって、シャーと威嚇をします。怖い!
でも、二匹の子猫は無事、引き取られ、里親さんのもとへ旅立ちました。めでたし、めでたし、です。
鳴き声で近所迷惑になるので飼えない
私の住んでいる付近は、閑静な住宅街です。隣の家の会話が聞こえるほどです。
深夜、家の中と外で、子猫と母猫に鳴きわめかれたら、近所から苦情が殺到することは間違いありません。
なので、残された一匹の子猫(ウズラ猫)を飼うことを、あきらめました。
ネットで里親を探すことも考えましたが、その場合でも、家で保護することが必要です。前記の理由で、それもできません。
このままだとウズラ猫は、野良猫のままです。かわいそうだと思いますが、仕方がありません。
他の二匹の子猫を里子に出せたことだけでも、喜ばしいことです。
少しでも野良猫が減ったことにより、ウズラ猫も住みやすくなったのではないかと思います。
お姉さんのウナギ猫(黒猫)がいるので、ウズラ猫もさみしくないでしょう。
でも、困ったことに、里子に出したその日、母猫がオス猫(オヤジ猫)と交尾をしていました。この時期、メス猫は、発情しないのが普通です。
おそらく、子猫二匹を失ったストレスで、発情してしまったのかもしれません。
また子猫が生まれたら、困ります。
これ以上、かわいそうな子猫が増えないようにするため、私もできる範囲で、猫ボランティさんに協力していきます。
ひとこと
私の家の付近は、比較的、野良猫が住みやすいようです。
近くに公園があります。野良猫はそこでフンやオシッコをするので、糞尿被害が少ないようです。
近くの商店街では、去年まで公然と野良猫にエサをやる人(ボランティアではない人)がいました。普通なら苦情がくるところですが、容認されているみたいです。
いまでも、この黒猫は商店街をうろついていますが、かわいがられているみたいです。
ネズミの害を防いでくれるからかもしれませんね。