織田信長は、発達障害だった、という噂があります。
発達障害の症状を簡単にあげると、落ち着きがない、衝動的な行動と発言、物事へのこだわりが強い、空気が読めない・・・・などがあります。
発達障害の代表的なものに、ADHD(注意欠陥・多動性障害)やAS(アスペルガー症候群)があります。
たしかに織田信長に関する本を読むと、発達障害にあてはまりそうな部分があります。
少年のころは学問が嫌いで、寺子屋から抜け出し、遊びに行くことが多かったのです。
町中で、握り飯を食べながら歩いたりします。衣服にも無頓着で、腰にヒョウタンやお菓子が入った袋をぶらさげていました。
また、人にあだ名をつけるのが大好きで、初対面の人にも平気でつけていました。
だから「うつけ」と人々から呼ばれ、アホだと思われていたのです。
そんな信長が、尾張半国の領主から天下の大半を制覇するとは、誰もが想像しませんでした。
天才に発達障害が多い
発達障害と噂されている有名人は多いです。また、発達障害といわれる人のなかには天才も少なくありません。
20世紀最大の科学者であるアイン・シュタインは、アスペルガー(AS)といわれています。
彼は、5歳まで言葉を話すことができませんでした。
そして、学校の授業中、授業に集中できず、窓の外ばかり眺めていて、数学以外の成績は、とても悪かったといわれています。
「頭の回転がにぶく、内気で、何もできない」というような酷評が教師からされていました。
発明王のエジソンも、問題児でした。LD(学習障害)とADHD(注意欠陥・多動性障害)を患っていたといわれています。
障害のおかげで、教師からは「腐れ脳みそ」と罵倒されたりします。そして、入学からわずか3ヶ月で学校から追い出されます。
勉強は、自宅で母親から教わることになりました。
しかし両者は後に、様々な発見・発明をして、人類に多大な貢献をします。
発達障害者は、脳に障害がある分、別の部分が非常に発達していることが多いそうです。
部分的超発達者なのかもしれません。
師の存在で天才に育つ
功績を残した発達障害者といわれる人には、師の存在によって才能が開花した人もいます。
エジソンは、母親から学問を学んだことが有名です。
織田信長には、父親の信秀と、学問の師・沢彦宗恩(たくげん そうおん)の存在があります。
師の存在によって、発達障害の欠点が長所へと、転換されたのかもしれません。
ひとこと
Amazonのkindle(電子書籍)で、少年時代の信長の、変人の面と天才の面を描いた小説が少し売れました。
「文章は、とてもヘタクソだが、面白い!」というような評価も、頂きました。
Kindle unlimitedで0円です。
よろしければ、せひ、ご一読お願いいたします(^□^*)