日本人は、よくお辞儀をしますね。
海外から「日本のお辞儀文化は素晴らしい」と賞賛されています。日本人は礼儀正しくて、親切だ、という声もよく聞きます。
でも、日本にいると実感がわきません。礼儀正しくない人も少なからず存在するからです(私もかも?)。
ところが、旅行で香港に行って、日本に戻ったときは、日本人の礼儀正しさにホッとさせられました。
香港のコンビニで買い物をしても、店員さんはブスッとしている人が多かったです。
もちろん、「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」みたいなことを、広東語でも英語でも言いません。黙ったままです。
香港の空港も愛想が悪かったです。案内窓口で何か問い合わせると、ふてくされ顔で応えられました。
おまけに英語で話すので、私はチンプンカンプンでした(´Д`;)
銀行で両替したり店で買い物をしても、行員や店員がお辞儀をしているところを見ませんでした。
日本に戻ってコンビニで買い物をしたとき、店員さんから「いらっしゃいませ」や「ありがとうございます」と言われて、すごく嬉しかったです。
銀行や店では、時々、お辞儀をしてくれます。
日本は、いい国だな、と思いました。
でも、なんで日本人は礼儀正しく、お辞儀を熱心にするようになったのでしょうか?
中国や韓国の歴史ドラマでヒラメク?
「中国歴史ドラマ」や「韓国歴史ドラマ」を見ていたら、ヒラメキました。なぜ、同じ東アジア人なのに、日本人が最も頻繁に頭を下げて、お辞儀をするのかが少しわかりました。
両国の歴史ドラマにでてくる女性は、大きなカツラやカンムリを被っている人が多いのです。
とくに偉い人になるほどその傾向が強くなります。
あんなドでかいものを頭にのせていたら、日本人のような、深く頭を下げるお辞儀ができるわけがありません。落っこちてしまいます。
だから中国も韓国も、カツラやカンムリが落ちないように工夫されたお辞儀になったのです!・・・・といっても、これはあくまで私の勝手な想像です(*^~^*)
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それにしても、なぜ、中国や韓国ではあんなに大きなカツラやカンムリになったのでしょうか?
おそらく、身分を表すためではないでしょうか。皇后や王妃、皇族、王族、貴族など身分が高いほど被り物が大きくなっているようです。
偉くなると、さぞ、首も疲れそうです(。´-д-)
日本は湿度が高いから、頭を涼しくしたかったのか?
ご存知のとおり、日本は湿度が高いです。だから日本人は、昔から風呂が好きです。
また、江戸時代の日本の男性は、ほとんどが月代を剃っています。もともとは戦国時代、武士が鎧兜をかぶり続けると頭が蒸すので、それを防ぐために行われた習慣です。
ところが戦の無い江戸時代になっても、この習慣は続きました。武士ではない町人や商人なども、このヘアースタイルをマネしたのです。
女性は月代を剃りませんが、中国や韓国に比べるとシンプルな髪型です。
湿度の高い日本では、涼しげな髪型が好まれたようです。
お辞儀のしやすい髪型?
島国の日本では、土地に定着して、同じ人と長く仕事や行事をすることが多いため、丁寧な応対を心がけるようになりました。
中国や朝鮮は、人の流動が激しく他国人との接触も多いため、日本ほどには丁寧な応対には、ならなかったようです。
お辞儀のしやすい髪型と丁寧な応対を心がけるため、日本人は自然と頻繁にお辞儀をするようになったのかもしれません。
ひとこと
この夏、忙しかったので、お風呂に入らないでシャワーだけで済ましていました。冷房の部屋で過ごすことも多かったです。
そのため体が冷え、腰が痛くなりました。腰が痛いとお辞儀するのはつらいですね。
そんなときは「ホカロン」です。ホカロンで腰を暖めれば、たちまち痛みが消えます。
仕事中、暑い日でも腰にホカロンを当て、お客さんにお辞儀をしていました。
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