中国の四大発明が、日本に薩摩芋をプレゼントした???

19世紀、近代化が遅れた中国(清)は、欧米列強に領土を蚕食され、苦難の連続でした。

しかし、古代中国の四大発明である羅針盤 · 火薬 · 紙 · 印刷が西方に伝わり、西洋文明の発展に大きく貢献したことは間違いありません。

そのひとつがアメリカ新大陸の発見です。15世紀、コロンブスがインドと間違えて、現在の中南米に上陸しました。

また、イモ類やトウモロコシ、唐辛子などの食べ物の発見も見逃せません。

とくにイモ類は、稲と違い、砂地や山地でも育てられるので、世界中の多くの人々を飢餓から救いました。

日本でも薩摩藩に、そのイモが伝わり、薩摩芋となりました。

桜島火山があるため、砂地が多い薩摩藩では稲の収穫が少ないです。

それを補って、薩摩の人々を食料不足から救ったのが薩摩芋でした。

中国四大発明のおかげで、新大陸を発見してイモが見つけられた

中国四大発明は、世界の文明を発展させるために貢献した偉大な功績、と言われています。

まず、羅針盤がなければ遠洋を航海することは不可能です。羅針盤と星座の観測で、遠洋でも船の位置が確認できるようになりました。

紙 · 印刷がなければ、知識や技術を切磋琢磨させたり、発展させることはできません。紙 · 印刷のおかげで、地球が球体であることが広く知られ、研究がさかんになりました。

西の方向へむかえば、当時、貴重品である胡椒の輸出国インドへ到達できる、という理論が構築され、西方への航海がおこなわれました。

当時、スペインからインドへの航海は、東廻りより西廻りのほうが近い、と考えられていたのです。

新大陸には先住民族がいましたが、銃(火薬)のおかげで簡単に征服することができたのです。

スペインの兵士150人あまりに対して、先住民族は数万人といわれています。

しかし、スペインの銃と騎兵の攻撃の前には無力に等しく、またたくまに占領されてしまいました。

そしてスペインは、イモ類やトウモロコシ、唐辛子などの食料を自国にもちこみ、後に世界中に広めたのでした。

これらの功績は、中国四大発明である羅針盤 · 火薬(銃) · 紙 · 印刷のおかげだ、とも言えます。

日本人が薩摩芋を食べられるのも、四大発明のおかげですね(゚∇^*)

中国は、なぜ四大発明を発展させることができなかったのか

中国四大発明がなければ、18世紀、イギリスの産業革命も、ありえなかったかもしれません。

逆に中国は、自国が生み出した四大発明を発展させることができず、近代化した欧米列強にやられてしまいます。

中国は皇帝を中心とする政権の力が強く、民衆を統制しすぎたため、発明を発展させる土壌が失われました。

ところが西洋は、ある意味で、政権の統制が緩やかな国が多く、庶民の間からいいろいろなアイデアや発明が生まれました。

また、西洋は複雑な地形のため、小国に分かれ、常に他国との争いが絶えません。

そのため他国との切磋琢磨がさかんになり、文明を発展させることができたのです。

それが19世紀、西洋と中国の大きな差となってしまいました。

ひとこと

薩摩藩にやってきたサツマイモは、その後、対馬をとおして朝鮮にも伝わり、多くの人を飢饉から救いました。

岩だらけの島である対馬でも、よく育つサツマイモは、対馬で「孝行芋(コーコイモ)」とよばれていました。対馬の農民に孝行する芋、という意味とのこと。

朝鮮では「孝行芋」がなまって「コグマ」とよばれました。

中国四大発明は、イモで食糧不足の克服にも、貢献したわけですね(●^U^●)