歴史
日本が中央集権化された時期は、奈良時代の律令制と、明治維新の後に成立した明治政府が代表的です。 明治維新は、薩摩藩や長州藩、土佐藩などの官軍が江戸幕府を倒して、武士の世から近代中央集権国家を成立させました。 江戸幕府側の強い抵抗勢力を排除し…
桓武天皇は、平安時代初頭の天皇です。奈良から京都へ都を移したことでも有名です。 また、日本の天台宗の開祖である最澄を支援して、比叡山延暦寺を建立させました。なにかと話題の多い天皇ですが、あまり知られていないのが軍隊の縮小です。 朝鮮半島・白…
江戸幕府の蔵入地(直轄地、あるいは天領)は、約400万石であったといわれています。 400万石という数字だけではピンときませんが、豊臣秀吉の蔵入地の石高と比較するとわかりやすいです。 豊臣政権のとき、豊臣秀吉の蔵入地は約220万石です。徳川…
源義経は平家を滅亡させ、鎌倉幕府を樹立させた大功労者です。しかし、兄・源頼朝の追討軍によって命を奪われます。 義経は、一ノ谷の崖を、わずか七十騎とともの駆け下り、平家の大軍を敗走させます。その後も次々に平家軍を打ち破り、壇ノ浦で平家を滅ぼし…
節分の豆まきは終わりましたが、バレンタインデーが近づいています。でも、日本は、なんで様々な信仰に関係するお祝い事が多いのでしょうか。 クリスマスが祝われたり、豆まきや縁日などは神社や寺院で開かれます。冠婚葬祭もキリスト教や仏教、神道などがあ…
戦国の末期、天下分け目の戦が関が原で勃発しました。徳川家康が引きうる東軍の勝利に終わります。負けた西軍の将である石田三成は、捕らえられ処刑されました。 小説などで当時の状況などを知るにつけ、石田三成が徳川家康に誘いこまれて負けた、という感じ…
チンギス・ハーンは、モンゴル帝国の基礎を築いた人物です。とにかく獰猛な戦闘集団を率いたというイメージがあります。 機動力に優れた騎馬軍団を縦横に駆使して、多くの敵国の領土を奪いました。また、膨大な物量作戦により、いくつもの城や都市を壊滅させ…
中国四大発明は、紙、印刷、火薬、羅針盤です。なかでも火薬が戦国時代、日本に与えた影響は大きいです。 紙や印刷、火薬、羅針盤が発明されたのは、古代中国の時代からですが、宋王朝(11世紀)になると外洋船に指南魚(羅針盤)が使われています。紙や印刷…
奈良時代、当時の仏教界では、勝手に僧になる者が多く、朝廷は手を焼いていました。 当時、律令制度の過酷な税負担に耐えられず、与えられた口分田から逃げ、勝手に僧(私度僧)になる農民が後を絶たなかったのです。僧になれば税の負担がなくなるからです。…
明智光秀の謀反により、信長は本能寺で横死しました。あと一歩で天下統一のところまできていたのに残念です。 逆に信長の敵対勢力にとっては、たいへんな朗報であり、京の朝廷も安堵したことでしょう。 では、なぜ明智光秀は謀反を起こしたのでしょうか。冷…
戦国武将のなかでも、逃げながらウンコをもらしたのは徳川家康ぐらいなものでしょう。 「三方ヶ原の戦い」で武田信玄の軍に大敗して、逃走中に馬に乗りながら脱糞してしまったのです。それほどの恐怖だったのです。 家来に指摘された家康は、 「これは腰につ…
古墳時代は、どんな時代だったのでしょうか。前方後円墳や埴輪がたくさん作られ、のんびりしたイメージがあります。 しかし、古墳時代は戦乱が非常に多かったと、あるテレビ番組で解説していました。激しい戦乱のため、当時の書物の多くが焼かれ、歴史資料が…
幕末の剣豪である千葉周作は、北辰一刀流を創始して江戸で一番の門弟を誇る道場・玄武舘を開きました。 玄武館は、神田お玉ヶ池にありました。現在の東京都千代田区岩本町2丁目あたりで、JR秋葉原駅にも近いです。門弟の数3,600余人ともいわれています。 な…
武田信玄は、戦国武将ランキング第5位ではありますが、昔から小説やドラマで人気がありました。 「また武田信玄か・・・」 と思うぐらいマンガや雑誌などで読んだ記憶があります。 参考:NAVERまとめ「男の血が騒ぐ」戦国武将ランキング 武田信玄は、物語化…
戦国時代、平地での戦なら上杉謙信が最強といってもいいでしょう。武田や北条、織田の軍も上杉謙信には適いませんでした。 謙信の勝率は約6割程度で、約4割が引き分けといわれております。4割が引き分けといっても、相手がビビッて城や陣地にこもったためな…
昔から人気のある戦国の対戦カード(?)は、上杉謙信VS武田信玄ですね。しかし、どちらかというと武田信玄は押され気味でした。 平地でのガチンコ勝負では、信玄は謙信になかなか適いません。川を挟んで対峙したり、信濃の山中で互角に戦うのがやっとでした…
来年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」は、地味な感じがします。井伊直虎という人物の名を初めて聞くせいだと思います。 でも、織田信長や徳川家康などのよく知られている人物も登場します。直虎の立場から、この2人をどのように描くのか楽しみです。 考えて…
小説に登場する鞍馬天狗は架空の人物です。しかし、鞍馬天狗のモデルといわれた剣士よりも、格段に強い剣豪が幕末に存在していたのです。 大佛次郎の小説「鞍馬天狗」のモデルが、江戸三大道場のひとつ練兵館の渡辺昇という説があります。 近藤勇と仲良しだ…
子供のころ両親につれられて、正月、東京から奈良県の奈良公園に観光に行きました。たくさんの鹿が放し飼いされているのに驚きました。 でも、本当は飼われているのではなく、意外なことに野生の鹿です。手厚く保護されているのです。国の天然記念物でもあり…
お正月になると、新撰組や鞍馬天狗がテレビで放送されていましたが、今年はどうなんでしょうか? 新撰組の物語も見飽きていますが、今でも疑問に思うことがあります。薩摩・薬丸自顕流との戦いについてです。 新撰組の剣士は腕利き揃いです。その剣士が集団…
大阪城は二度、落城しています。今日、落城して城が焼かれました。これは、もちろんテレビ(NHK大河ドラマ・真田丸)での話で、実際に落城したのは戦国時代末期です。一度目の負けです。 二度目は幕末です。最後の将軍・徳川慶喜が兵卒とともに大阪城にたて…
先週、NHK大河ドラマ「真田丸」を見ました。 敗色が濃い豊臣方がなんとか勝利をつかもうと、悪戦苦闘していました。 誰が言ったか忘れましたが、 「秀頼様は出陣しないのか?」というセリフが印象に残りました。 実際に秀頼は城の中にこもって出陣しません。…
NHK大河ドラマの真田丸が最終回に近づいています。 真田幸村の最後は、徳川軍の本陣を突破して、徳川家康を追い詰めます。 あと少しのところで家康の首がとれる寸前に、徳川軍に行く手を阻まれ、失敗に終わります。 非常に残念に思う場面ですが、もし、徳川…
12月といえば「忠臣蔵」というほどドラマや芝居で、 この時代劇が演じられます。 私は子供のときから何回も「忠臣蔵」のドラマや小説、マンガを見ているので、 いまは興味がありません。 それよりも忠臣蔵の「忠」に興味を覚えます。武士の忠義のことです。 …
ジンギスカン店が増加中です。 羊肉と野菜を鍋で焼いて食べるジンギスカン料理の人気が じわじわブームになってきています。 私も以前はよくジンギスカン料理を食べました。 羊肉の独特の味が好きでした。 ジンギスカンといえば、世界の大半を制覇した大帝国…
韓国歴史ドラマを見るようになってから、 日本の古代史にも興味を持つようになりました。 古代朝鮮半島を舞台にしたドラマは、 日本人(倭人)も登場してきたりするからです。 日本の時代でいうと古墳時代から奈良時代にかけての日本人が 出てきます。 あま…
前々から思っていたのですが、古墳って不思議な形をしていますね。 都心からそれほど遠くない、私の家の近くにも古墳が多いんですよ。 だから、なんとなく古墳に興味がわいてきます。 外回りの仕事で都内を移動することが多いのですが、 公園で休んでいると…
最近、テレビで時代劇が少なくなりましたね。 時代劇は制作費がかさむから控えているのでしょうか。 それとも単に人気がないからでしょうか? 以前、テレビで江戸時代のドラマを見ていたら、 お侍さんが傘を張るアルバイトをしていました。 また、寺子屋で武…